ふじ☆裏稼業でWebディレクターなんてことをしています。
すると人に説明する機会めちゃめちゃ多いです。
「人に説明する」さらに「行動を即す」ということが日常化しているので、何か参考になるものはないかとMITの伊藤穣一さん、IPSの山中伸弥さんの共著「プレゼン力」を読みました。
その中のプレゼンテーションスキルのうち基本的な21スキルの記載があり、今後使っていけそうだったのでここに書き留めておきます。
目次
プレゼン内容をどう構成するか?
- self us now の3つの要素で構成せよ
- なぜ自分の話を聞かなくてはならないのかを説明
- その話が聴衆になぜ関係があるのかを説明
- なぜ今行動に移さないといけないのかを説明
- 歴史上の名演説に学べ
例)
キング牧師、バラク・オバマ
プレゼンの最初のステップは何か?
- ビデオはプレゼンのコーチ。見て撮って練習せよ
- ポイントは慣れること。緊張感をコントロールする
テーマをどう選ぶか?
- 伝えたいことをワンポイント(一個)に絞る
- 話が長いと脳は寝る。短く話せ!
例)
TEDトークは13分以内
スピーチの準備はどうするのか?
- 書く、読む、リハーサルの繰り返しで、まず覚えること
- 覚えた原稿の2割は忘れていい
スライドをどうつくるか?
- 自分のためのメモにするな
- 写真や動画を効果的に使う
- 自分の資料ではなく、見ている人たちのための資料というのを忘れるな
説得力のある話し方とは?
- 言葉数を減らしてインパクトを出す
- ウィーク・ワーズを消す
- 「あのー」とか「んー」とかのウィーク・ワーズをなくす
- 無駄な言葉をなくすことで説明が明確に伝えられる
聴衆を引き込むための話し方は?
- 「間」が感情を伝える
- 人はスピーチの途中に不意に入る沈黙に引き込まれる
- 伝える側と受ける側、両者の感情の共有
- 声の緩急・大小を変える(モジュレーション)
- 一本調子の話し方を止めてみる
目線はどこに向けたらいいのか?
- 目線は聴衆のブロックごとに、ひとりひとりと合わせる
- 目線を合わせるトレーニング方法を学ぶ
身振り、手振りはどうするのか?
- プレゼンのストーリーに合わせて動け
- チャピタライジング、体の向きを変える
- チャプター分けを行い、話題が次の話題に変わったことをジェスチャーなどで視覚的に理解してもらう
聴衆の参加意識を高めるには?
- 聴衆に質問する、言葉を言わせる
- 見ている人たちを巻き込む
- 聴衆に言葉を言わせる
- しゃべりながらボディランゲージ
- プロップ(小道具)を使って印象に残す
- 受け手の記憶に残すように小道具を使う
まとめ
日常会話もプレゼンも良質なコミニュケーションを目指したい。
同じようなことを考えている方の参考になればと思います。
気になった方は読んでみてはいかがでしょうか。
読んだ本
「プレゼン」力 ~未来を変える「伝える」技術~
山中 伸弥 (著)
伊藤 穰一 (著)